シャンパーニュがワイン会で選ばれるワケ!品質面からその秘密を探る!

大阪ワイン会 シャンパーニュ

“泡好き”の人たちがこぞってシャンパーニュを愛する理由。ワイン会でスパークリングワインを出す際、やはりシャンパーニュに人気が集中します。

“高級”とか“特別”、“華やか”といったイメージから人気が強いことは理解できますが、じつは私たちは無意識にその品質の高さで手を取っている可能性があります。

ここでは、なぜここまでシャンパーニュが人気なのか品質面から考えていきたいと思います。

じっくりと熟成させている

シャンパーニュ②

シャンパーニュの製造方法はワイン法で厳しく定められています。

つまり、それらを守ったものだけが“シャンパーニュ”を名乗ることができるのです。

シャンパーニュには、ヴィンテージ表記のあるものと無いものがありますが、前者は最低3年、後者は最低15ヶ月の熟成が定義されており、実際にメゾンが造るシャンパーニュはこの最低熟成期間以上に熟成させています。

徹底した品質管理とブドウの品質、酸度などが高いワインでないと熟成に耐えることができません。

例えば、ガスを注入しただけのものや軽く炭酸ガスを残しただけのスティルワインなどは長期熟成は不可能。

この熟成に耐える品質の高さが、シャンパーニュの魅力のひとつといえるでしょう。

繊細な泡が生まれる

シャンパーニュ③

スパークリングワインを抜栓した後、グラスにワインを注ぐと泡が立ち上ってきます。

“発泡性ワインなんだから当たり前だ”と思われるでしょうが、低質なスパークリングワインの場合、泡が粒子が粗くすぐに炭酸が抜けてしまいます。その理由は、気圧です。

瓶内二次発酵で造られるシャンパーニュは、しっかりと炭酸ガスを閉じ込める製法であることから気圧が高くなる傾向です。

炭酸が注入されたスパークリングワインと比較すれば、およそ2倍近くの気圧の差があります。

気圧が高いほど二酸化炭素はワイン中に溶け込みやすくなるため、結果的にシャンパーニュは繊細かつ多くの炭酸ガスが含有されていることに。

この泡にも風味があったり舌触りに関係するため、シャンパーニュがほかスパークリングワインより美味しく感じるのです。

メゾンだけが扱う秘密の配合がある

シャンパーニュ④

シャンパーニュ地方では、良いヴィンテージにその年に収穫されたブドウのみを原料としたシャンパーニュが造られることがあります。

しかし、ほとんどのメゾンがヴィンテージを記載しないノンミレジメワインを製造していたり、ヴィンテージ表記をしていても一部別の年に収穫されたブドウを原料としたリザーブワインをアサンブラージュするものを製造しています。

たしかに単一ヴィンテージのシャンパーニュは希少価値が高いのですが、ほかシャンパーニュもそれを凌駕するクオリティであることは間違いありません。

そもそも、ほとんどのメゾンがシャルドネやピノ・ノワール、ムニエなどの主要品種を原料としてリザーブワインを造っています。

そして、そのメゾンならではのアサンブラージュ比率が存在しており、逆にそのメゾンのもっともスタンダードなシャンパーニュが、“メゾンの顔”として世界中の市場に出回っているのです。

シャンパーニュのメゾンは特別なシャンパーニュだけでなく、多くの人が手に取るワインにも徹底したこだわりをもっています。

スタンダードなシャンパーニュはそのメゾンにおける最も低質なものではなく、“顔”という存在であるため品質が高いのです。

カバやクレマンでも楽しめる

シャンパーニュ⑤

泡に詳しくなればなるほど、シャンパーニュという存在のすごさに圧倒されるものです。

しかしシャンパーニュはその品質相応に高価であり、ワイン会に持ち込んだり揃えたりするのが億劫になってしまう方もいるでしょう。

近年、同じ瓶内二次発酵で造られているスペインのカバのランクが上のもの、さらにフランス各地で造られる瓶内二次発酵のよるスパークリングワイン「クレマン」の評価が世界的に高まっています。

シャンパーニュクオリティでありながら、その価格は驚くほどに手頃だからです。

特別な日のワイン会はシャンパーニュ。普段使いできるカジュアルな時は、掘り出し物といった意味でカバやクレマンでスパークリングワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。