音楽とワインの楽しみ方が変わった!クラシックだけではない!

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ワインを飲む時は音楽が欠かせない、そんなこだわりを持った方も多いのではないでしょうか。

実際に音楽とワインを楽しむイベントは各地で開催されており、近年とくにワインと音楽の相性が良いといったイメージが広がっています。

ワインを飲む際、どんな音楽を聞くのかは個人の自由ですが、できることならワインのイメージに近づけてもおもしろいかもしれません。

今回は、ワインと音楽について少し考えていきたいと思います。

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ワインと音楽と言うとクラシック

ワインと音楽というと、多くの方がクラシックをイメージさせるかもしれません。

事実、クラシックコンサートをはじめ、ちょっとしたレストランでワインを嗜むイベントが開催されると、ゲストでクラシック界隈のアーティストが呼ばれることがあります。

ワインは正装で飲むお酒、大人のパーティー、ヨーロッパ生まれのお酒で貴族の飲み物といったイメージから、日本では今もなおワインと音楽といえばクラシックといったイメージが強いのかもしれません。

ただし、大抵クラシックとワインを合わせている方は年配層、または上流階級の方であり庶民の組み合わせとは考えにくい部分もあるでしょう。

また、一方で、“出た出た”といったかたちで毛嫌いする組み合わせでもあります。

じつは今、ワインと音楽は少しずつ様相を変えてきているのです。

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DJイベントが多くなっている

日本ワインを含めですが、じつは近年ワインイベントでDJが登場するといったケースが増えてきています。

アンダーグラウンドなクラブなどでは昔から遊びでやっていたようですが、一流ホテルが若い方を呼んで新進気鋭のワイナリーとともにDJナイトを開催するなど、少しずつワインと音楽の様相に変化が見えてきています。

また、日本ワインの場合はシティポップとどことなく相性が良いのか、またディスコ的なニュアンスのサウンドと合うのか、そういったジャンルとの組み合わせも増加中です。

ワインは新しい、斬新といったイメージよりも、どことなくクラシカルな雰囲気と伝統的なニュアンスを感じます。

少し古めかしい音楽、かすれたレコードのチリチリ音、こういったところがワインとマッチングしているのかもしれません。

もちろんジャズとワインも人気で、音にも味にもこだわるといった人たちはジャズワインを強く推している傾向です。

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無機質さと派手さ

そして、意外にもナチュラルワインと無機質なテクノミュージックが合うといった話もあります。

ワインバーの中にもナチュラルでマニアックなワインのみを提供するお店がありますが、そういったアンダーグラウンドな雰囲気と無機質なテクノはマッチングするでしょう。

本来は有機質でいきいきしているはずのナチュラルなワインですが、難しさや知識よりも前衛的かつ今までに味わったことのない味わい、ボトルデザインも斬新といったところがこういったサウンドに合うのかもしれません。

一方、EDMなど派手なパーティーサウンドにはやはりスパークリングワインが似合うようです。

フェスではビールが一番人気ではあるものの、パーティーといったイメージからスパークリングワインが人気を博し始めています。

DJの中にもカクテルやビールではなくスパークリングワインを片手に楽しんでいる方も多くなっており、華やかなパーティーとスパークリングワインはやはり相性が抜群のようです。

音楽とワインというとクラシックのイメージだったものの、今では大きくその様相に変化が訪れています。

ぜひ、お気に入りのワインと合う音楽を探してみてはいかがでしょうか。