ワイン会の婚活でおすすめワインを紹介するならアイスワインが吉!

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ワイン会で婚活する際、気になる人に何かワインをおすすめすることがあるかもしれません。

もちろん、お気に入りのワインを何でもおすすめすればよいのですが、とくに女性に何かワインを薦める場合は注意が必要です。

初心者の方はあまり赤ワインが好きではないかもしれませんし、高額過ぎるワインはイマイチ心に響かない。

そこでおすすめしたいのが、アイスワイン。

アイスワインの魅力をここで紹介していきましょう。

アイスワインとはなにか?

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アイスワインとは、ドイツやカナダで生産されている甘口ワインのひとつ。

日本を含め、数多くの世界で造られているものの上記で解説した国がとくに有名です。

アイスワインとは、一般的にブドウが樹上で凍結した状態の時に収穫し、そのまま醸造に回される甘口ワイン。

ブドウが極限まで凍ることで糖度が高まることから、とても高貴でエレガントな甘口ワインが生み出されるとされています。

それであれば、寒い産地であればどこでもアイスワインが造れると思われるようですが、凍っていればよいだけではありません。

アイスワインの造り方は大変難しく、それ故に高額な価格で販売されていることがほとんどです。

その理由について解説していきたいと思います。

アイスワインは造るのが難しい

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アイスワインが有名産地では、アイスワインを名乗るために、ワイン方で収穫時期の条件や醸造法などが厳しく定められています。

例えば、外気温2℃以下になった早朝に収穫するなどです。しかし、それであれば難しくない産地もあるでしょう。

じつは、ブドウがしっかりと凍ってしまうとその重さで落ちてしまったり、そもそも甘口ワインにするため本来の収穫時期を数ヶ月過ぎても収穫されないことから、ブドウの品質維持が大変難しいといわれているのです。

本来、ブドウ2房程度で1本のワインができあがるのですが、アイスワインに使われる冷凍ブドウの場合はわずかブドウ一房でスプーン一杯の量。

要するに、厳しい条件をクリアしたブドウを大量に使わなければならず、希少価値の高さから大変高額な価格で取引されるということになるわけです。

アイスワインは大人の味わい

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甘口ワインというと、口当たりがまろやかで甘く、とろりとした口当たりといったイメージがあるかもしれません。

アイスワインも確かにその通りなのですが、一般的な甘口ワインとはその味わいの特徴が若干違います。

例えば、貴腐ワインなどは貴腐菌がついたブドウを使っており、トロリと凝縮感のある甘さを楽しむことができます。

一方、アイスワインの場合、貴腐ブドウではなく、凍っていることでジュースの糖度が高くなることからフレッシュさが残ります。

香りも爽やかな印象を与えますし、トロリとし過ぎず、なめらかでピュアな味わいを楽しむことができるのです。

もちろん、酸味もしっかりとしているので余ったるわけではなく、大変大人の甘口ワインといった印象。

ワイン会の婚活ですすめられた方も、飲んでびっくりするほど美味しいと感動してくれるのではないでしょうか。

ドイツ&カナダ産がイイ!

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アイスワインを選ぶのであれば、まずは王道であるドイツ、そしてカナダのものがおすすめです。

ドイツワインはリースリングがアイスワインに使われており、ミネラル感があるフレッシュな印象。

また、カナダはナイアガラ・ペニンシュラ地区産のものが大変有名であり、ヴィダルという白ブドウを使用した独特な風味が楽しめる通好みのワインです。

じつは、人工的にブドウを凍らせるクリオエクストラクションといった技法を用いたアイスワインもあります。

しかし、本物のピュアさには敵いません。