ワインは脳トレに効く!?あらためて考えるワインの楽しさ!

ワインの楽しさ1

脳トレをしましょうと言われて久しいですが、近頃では認知症予防に脳トレはほとんど意味をなさないと言われているようです。

全く意味がないとは言いませんが、使用している脳の部位の活動を見てもさほど効果がない、そんなことを伝える有識者が多いと言われています。

もちろん、脳トレの意味があるかは詳しくわかりませんが、もし脳トレをするのなら迷わずワインを真剣に飲むべきでしょう。

ワインはアルコールなので健康には良くないと思われていますが、脳トレといった側面からは役立つようです。

ワインの楽しさ2

高いワインは美味しく感じる

数年前、ワインと脳、つまりワインが精神面にどのような影響を与えているのかといった研究が盛んに行われていました。

中でもとくに有名な話は、高いワインと安価なワインとの飲み比べにおける実験です。

被験者には全く同じワインを差し出し、これはいくら、これはいくらといったかたちで価格帯だけを変えて飲ませるといったもの。

被験者はそれを飲んだ時、高いと示唆されていたワインを美味しいと感じ、安価であるといったワインにそれ以下の評価を下しました。

脳には報酬系と呼ばれる場所が存在しており、おそらく高いワインを飲んでいるといった喜びを強く感じたことにより、美味しいといった結果が導き出されたのではないか。

そんな研究結果となったものが多くあります。

要するにワインを飲む際、私たちはただ美味しい、美味しくないを判断しているのではなく、脳を使っていろいろと考えていることがわかります。

ワインの楽しさ3

脳が活性化する?

さて、上記の研究結果だけでワインが脳トレになると導くことはできません。

ワインを脳トレとして利用するためには、冒頭でもお伝えしたように、“真剣”にワインを味わう必要があります。

例えば、ゴードン・シェファード氏が執筆した、『Neuroenology: How the Brain Creates the Taste of Wine』という著書では、ワインを飲んでいる時、どれだけ脳の神経が働いているのかを示唆しています。ワインを飲むというと、ただグビッと一杯といった印象です。

しかし、プロはワインをテイスティングする際、外観を見たりディスクを見たり、香りを嗅いだり、口内のさまざまな場所で味わったり、さまざまなことを考えて言葉を発してそのワインを表現します。

さらにブラインドテイスティングであれば、記憶から品種やヴィンテージ、産地など、そのワインの個性すらも想像しているのですから、脳は休まる暇はありません。

これこそが、脳トレに役立つポイントなのです。

ワインの楽しさ4

本当の楽しみ方

難しい顔をしてワインを飲んで何が楽しいのか、そう考える人もいるでしょう。

しかし、ワインの楽しさとは一体なんなのでしょうか。酔うために飲むか、何も考えずに惰性で飲むか。

もちろん、気のおけない仲間と一緒に何も考えず、美味しい食事とワインを楽しむ時間は貴重です。

しかし、ワインの楽しみとは、そのワインがどの産地でどんな気象条件のもと、どんな品種からつくられたワインなのか。

どんなストーリーやこだわりが詰め込まれているのか、味わいや香り、風味、余韻、ペアリングなどをいろいろと考えながら楽しむことではないでしょうか。

わからないといって勉強を放棄する人、難しい数式を解いている時に喜びを感じる人、おそらくワインがもたらす本当の幸せは後者よりなのかもしれません。

ワインを脳トレと捉えるだけでも、人生が豊かになるのではないでしょうか。