新しい産地を探している人必見！今ならオーストリアワインがおすすめ！

フランスやイタリア、スペイン、ドイツといったワイン大国のワインではなく、新しいヨーロッパ産ワインを探したい。

そんな方も多いでしょう。

しかし、なかなか簡単には理想的なワイン産地は見つからず、結局いつもと同じような産地になってしまうといった方は多いはずです。

今回、そんな方におすすめなワイン産地を紹介します。それが、オーストリアです。オーストリアワインは、日本食にも合う魅力的な存在です。

ぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。

繊細な辛口から甘口が揃う

オーストリアワインと聞いても、なかなかピンと来ない方も多いかもしれません。

事実、日本にとってオーストリアはウィーンなど音楽や芸術の京都といった印象であり、あまりワインと結びつかないといった方が多いからです。

しかし、オーストリアワインは古い歴史を持っており、オーガニックワインも多く生産されている人気のワイン産地として知られています。

ドイツに気候風土が近いことから、ドイツ品種が多く栽培されているほか、霧が多く発生する産地からは貴腐ワインなど高級甘口ワインも多く生産されていることで有名です。

オーストリアワインは、辛口から甘口まで幅広く揃えていることから、じつは使い勝手が良い魅力的なワイン産地でもあるのです。

魅力的な白ワインが豊富

オーストリアワインでは、赤ワインと白ワイン、ロゼワイン、オレンジワインなど幅広いスタイルのワインが生産されています。

その中でも、やはり白ワインは魅力的なものが多いことで知られており、じつは日本の飲食店にも多く導入されています。

中でも、オーストリアワインを代表する品種がグリューナー・ヴェルトリーナーでしょう。グリューナー・ヴェルトリーナーは、オーストリアで最大規模の栽培面積を有する白ブドウ品種であり、フルーティーで爽やかな味わいの白ワインを生み出します。

中でも、グリューナー・ヴェルトリーナーが注目されているのが、そこに白コショウのアロマを持つところです。

コショウのようなピリッとしたアロマがあることで、りんごや白い花を思わせるアロマも加わり独創的な味わいが楽しめます。

酸もしっかりと感じられる状態で仕上げられることから、和食との相性は抜群。

寿司店では、しめ鯖などとの相性が良いと扱っている場所もあるなど、グリューナー・ヴェルトリーナーは日本人にも合う品種であることは間違いありません。

赤ワインも魅力たっぷり

グリューナー・ヴェルトリーナーが大変人気のオーストリアワインですが、赤ワインも魅力的です。

とくに日本ワインの中でも多く栽培されているツヴァイゲルトは、オーストリアで最も多く栽培されている黒ブドウとして知られています。

ドイツ系の品種であることから繊細な赤ワインと思われていますが、意外にも肉質の良い赤ワインを生み出す品種であり、上質なものはタンニンも豊富で熟成能力が高いと言われています。

もちろん、大変軽快で飲みやすいタイプのツヴァイゲルトもありますし、タンニン豊富なものまでスタイルはさまざまです。

また、近年世界的にも注目されているのがブラウフレンキッシュと呼ばれる黒ブドウです。ツヴァイゲルトと比較すると知名度はまだまだですが、カシスやブルーベリー、ミント、胡椒など複雑性のあるアロマを放つ高級品種として知られています。

ツヴァイゲルトと比較してタンニンも非常に強いことから、長期熟成タイプの赤ワインが多く生産されている傾向です。

まとめ

新しいワイン産地を探す際、あえてヨーロッパがおすすめです。

フランスなどんワイン大国だけでなく、ヨーロッパではほぼ全域でワインがつくられており、その歴史も古いことで知られています。

新しいワイン産地を探し出したいといった方は、ぜひオーストリアワインをチェックしてみてはいかがでしょうか。