なぜワインは沼にハマるのか?抜け出せないその理由!

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ワインの知識をつけてライバルに差をつけたい。

そんな人もいるかもしれません。

とくにワインの勉強をし始めた頃というのは、あの難解なワインについてなんとなくでも理解できたことに喜びを覚え、ワインショップやレストランに駆け込んだはずです。

しかし、ワインは勉強すればするほどマニアックになっていき、さらに知識を豊富に持つ一般の方も多く、まだまだ勉強が足りないと残念な気持ちになるかもしれません。

なぜ、ワインだけはここまで知識を探求してしまうのか、その謎について調べていきます。

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ワインは勉強しなければわからない

ワインは難しいお酒ではない、そんなことをよく耳にします。

ワインはなんだかアカデミックな存在だから、手が付けられない。そんなことはありません、もっと気楽に呑みましょうといったネット記事や雑誌、教本が多く見られます。

本来、ワインは難しいことを考えずに飲めるお酒であり、うんちくを語りながらマウンティングするためのお酒ではないでしょう。

しかし、残念ながらワインは勉強しなければ理解できないお酒です。

そもそも、フランスワインを見れば理解できるように、品種名が記載されているワインは一部になります。

ボルドーであればカベルネなどを覚える、左岸と右岸の違いを覚える、ブルゴーニュも単一品種でありながらも産地による違いを理解する。

全く気軽な気持ちでタッチできないお酒でもあるわけです。

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特別感が得られてしまう

難しいからこそ、ワインに詳しくなりたい、そんな気持ちでワインを学び始める方も多いです。

専門用語にまみれていたワインの世界に飛び込み、その内情を勉強してみると、眼から鱗なことが多いことに気が付くはずでしょう。

だからこのワインはフルボディなのか、なぜブルゴーニュが有名なのか、なぜあのワインが高級だと言われていたのか。

わかっていたフリから、わかるになった瞬間のあの高揚感はワインを勉強した人でなければわからない感覚です。

ワインの基本を知ることで、少しずつですがもっとワインを知りたい、もっとワインを飲みたいといったステージへと進みます。

ワイン会に行ってもおいしいか貴重なのか、珍しいのか、そんな程度で選んでいたワインが変わります。

AOCを気にしたり、産地やヴィンテージを気にしたり、生産者を見つけたり楽しみ方が180度変わるはずです。

こうなると、もはや手がつけられない状況になります。

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マニアックな集団で楽しむことになる

ワインの世界に一度足を踏み込んでしまうと抜け出せない理由として、マニアックな知識が身に付く上にそれを語り合う仲間ができてしまうといったことが挙げられます。

ワインを知らない友人には自慢気に話していた内容ながら、ワイン好きが集合すればして地て当たり前、もはや新たな情報がどんどん入ってくるようになります。

この集まりで新たな知識を披露したい、新しいワインを持ち寄ってウンチクを語りたい。

そのためには、情報収集やさらに深い勉強が必要になります。ワインは美味しいか否かではなく、テロワールで語るお酒です。

今度は、産地の栽培環境を調べたり、土壌での違いを語り合うなど、もはや一般の方が理解できない領域まで足を踏み込むことになってしまいます。

当然、ワイナリーに行けば生産者とある程度は語り合えるレベルになっているため、もはやワインの道から抜け出すことはできない状況です。

結果、自らワインを醸したい。そういったレベルになってしまう、そんなところがワインの恐ろしさであり、楽しさなのです。