ワイン会でも人気!日本ワインの代表的な品種を知ろう!

日本ワイン①

近年、話題の「日本ワイン」。日本ワインをテーマにしたワイン会も盛んに開催されているため、基本的な知識を持って参加するだけでも周囲に一目置かれることでしょう。

ここではワイン会でも出会う確率の高い、日本ワインの代表的な品種を紹介します。

簡単な日本ワインの特徴もお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください。

甲州

日本ワイン②

日本ワインの中でも、トップクラスの生産量を誇るブドウ品種が甲州です。

日本ワイン最大規模の生産地 山梨県の主要品種であり、近年世界レベルのワインも製造されています。甲州から造られるワインは透明感のある繊細な味わいが特徴です。

香りは柑橘系や青リンゴ、シダといった爽やかな風味で口当たりは軽快、後味に少しだけ苦味を感じるところも特徴でしょう。

樽熟成を経たものや微発泡タイプ、ブドウの果皮に厚みがあることからボディの強いタイプなスタイルが数多くあるところも特徴です。

一部、オレンジワインなども出回っているので、ワイン会で「甲州はカメレオンのようなワインですね」といったコメントがいえると通な雰囲気を出すことができるでしょう。

マスカット・ベーリーA

日本ワイン③

日本ワインを代表すり黒ブドウ品種のひとつが、マスカット・ベーリーAです。

こちらも山梨県が中心ですが、日本各地で栽培されているのでワイン会で出会う頻度も高いかもしれません。マスカット・ベーリーAは、ヨーロッパ系ブドウ品種とアメリカ系ブドウ品種のハイブリッドで誕生した日本独自の交配品種。

そのため、キャンディや綿飴といった甘味のある香り、さらにイチゴやサクランボ、スモーキー、スパイシーな香りなど複雑な風味を持っています。タンニン量が少ないために飲みやすく、酸度も高いのシャープで軽快な飲み口を楽しむことができます。

マスカット・ベーリーAも長期熟成タイプやロゼ、微発泡などいろいろなスタイルで造られているので、「どういった醸造なのか?」というところをワイン会で考えながらテイスティングすると楽しいのではないでしょうか。

デラウェア

日本ワイン④

生食用も兼ねているデラウェアは、ワイン用としても多く使用されています。

フレッシュ&フルーティーな白ワインを生み出す品種ですが、トロピカルフルーツやレモンなど爽やかで華やかな香りが特徴です。

比較的酸度が高く、後味はすっきりとした印象。辛口タイプで特有の甘さがあることから、ワイン初心者でも飲みやすいワインが仕上がると考えることができるでしょう。

デラウェア自体は辛口、スパークリングワイン、中甘口、甘口ワインなど多種多様なスタイルで造られているので、ワイン会でも出会う頻度が高く、楽しく飲み比べできるはずです。

日本ワインの特徴

日本ワイン⑤

日本ワインは、これら品種以外にも数多くのブドウ品種から製造されています。

当然、シャルドネやメルロー、ピノ・ノワールといった海外品種からもワインが造られていますが、全てに共通点があります。それは、全体的に「エレガント」であること。

海外産のパワーの強いワインというより、繊細な和食のようなうまみと軽やかさが特徴的なワインです。

そのため、海外産ワインでは合わせるのが難しい、寿司や刺身、天ぷら、漬け物、煮物、すき焼き、焼鳥といった定番和食との相性が抜群。

ワイン会でも、「日本ワイン×和食」をテーマにしたものも開催されているので、ぜひ参加してその真価を確かめてみてはいかがでしょうか。

日本ワインはこれから注目されていく

日本ワイン⑥

日本ワインはこれから必ず注目されているカテゴリです。また、当然ワイナリーは国内にあるため気に入ったワインがあったら、手軽にそのワイナリーを訪ねることも可能といったメリットがあります。